2017年度のニュース

第41回経営研究会「JAMCA会員校から、若者に整備士の夢と希望を発信」

第41回経営研究会が9月13日東京ガーデンパレスで会員校31校48名が参加し、来賓10名を迎え開催されました。冒頭来賓の山本一太参議院議員より「自動車産業は日本経済の中核であり、これからも中核であり続けることこれは間違いないと思います。今、実は自動車整備士を目指す若者の数が減っている、これについて私たちは危機感を共有しなければいけないと思っています。今、大学を志望する若者もどんどん増えていますし、やはり整備士の世界でも4年制教育が必要な時代になっていると、我々はこの辺のところにしっかりターゲットを絞って、優秀な整備士候補を引っ張って来なければいけないと思います。」と自動車整備への熱いエールを込めた挨拶をされました。

引き続き中川会長から「今我々を取り巻く環境でありますが、自動車整備を志す若者(高卒の入学者数)が、約10%マイナスしました。一方専門学校は若干増えていますしまた大学は1.4%くらい増えています。つまり自動車整備士という職業が現代の若者たちに正しく理解されていないという事であります。しかしこの自動車整備士の仕事というのは、これからの将来を担う若者たちにとって社会に貢献し自己実現するために非常に大切な職業の枠であります。その職業の枠を我々は必死に確保していくことが社会に貢献することになるんだと思います。これからAI、自動運転、その他全てのテクノロジーが人間を不必要とする方向に行っていることは間違いありません。従ってこの我が国の将来を担う若者たちのために夢と希望を持てる将来の職業の枠をいかに残していくか。我々教育というサービスを社会に提供していく者は、必死になってこの自動車整備士という職業の枠を未来永劫、将来に亘って残していきたいと思います。そう言った意味で山本先生にご示唆をいただきました。まさしくそれを我々が実行していく事こそ、これから我々が社会に貢献していける唯一の道ではないかという風に思うわけです。」と挨拶をしました。また研究会では協会の諸活動が報告され、講演会では、国土交通省・平井隆志整備課長より「自動車整備行政の現状と今後の取り組み」、文部科学省・廣野宏正室長より「専修学校教育の振興・予算」についての講演が行われました。

懇親会では齊木副会長の挨拶に始まり国土交通省自動車局の島雅之次長より2020年東京オリンピック・パラリンピックを1つの契機として政府としても2020年の高速道路での自動運転の実現、一定の限られた地域での無人自動運転の実現に向け目標を掲げ、この保守管理を担う整備士の役回りがますます重くなってくると思う。また機器例えばスキャンツール、それ以外に必要となるであろう新しい整備機器の開発・普及、最も大事な整備士の育成というハード・ソフトの両面にわたって対策を早急に講じていかないといけない。自動車整備技術高度化検討会でJAMCAにも入っていただき検討を進めているが、今申し上げた課題に取り組んでいきたい、より一層ご協力をお願いしたい。一級整備士は3月で14,000人に上っている。一級整備士の役割をどうしていくか、JAMCAの一級自動車整備カリキュラム検討勉強会を起ち上げ、本年2月にまとめていただきました。この内容も踏まえ関係各位の意見もいただきながら、早急に一級自動車整備士の在り方新技術への対応と併せてその内容も踏まえてご協力をお願いしたいと思います。引き続き中川会長の強力なリーダーシップの元、整備士の確保と育成、社会への排出にご尽力をいただければと思いますとご挨拶がありました。
引き続き日本自動車整備振興会連合会の木場専務理事より整備業界には様々な課題がある、人手不足・新技術対応という大きな課題を抱えている。両方を解決する大きな糸口というのは、JAMCAとの連携をしっかりやっていくことが重要であると思っています。先日もご要望、ご意見を賜りました。我々としてすぐにできることできないことがあるが、真摯に取り組みできるだけのたくさんの人材が優秀で新しい技術にたけた人材が、我々業界の中で気持ちよく働けるような業界にしていきたいと思っている。お二人のご挨拶の後平井整備課長の乾杯に始まり、参加者の懇親を深めました。

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教職員夏季研修会を「ツインリンクもてぎ」で開催

第21回JAMCA教職員夏季研修会が、7月24日(月)から4日間、16校17名が参加し栃木県の「ツインリンクもてぎ」で開催されました。研修担当理事のホンダテクニカルカレッジ関東の澤田武美理事の挨拶に始まり、小栗元理事が、教員として「個をみつめ個を生かす」ということの大切さを、その後「若者気質の変遷とたくましさの育て方」のテーマで、40年以上整備専門学校の教員を勤められた島影講師から、経験に裏打ちされた貴重な講義がありました。2日目は「コーチング&コミュニケーション技法」3日目は東進ハイスクールによる「ゆとり教育と基礎学力について」をテーマとした講義、その後「事例グループ研究・研究発表」、今年度も受講生の熱心な参加により、充実した研修となりました。

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「新技術・車両診断研修会」読売自動車大学校を会場に開催

第7回新技術・車両診断研修会が、8月7日(月)から4日間、東京都江東区の読売自動車大学校等を会場に12校18名が参加し開催されました。冒頭齋木副会長の開講の挨拶に始まり、来賓の国土交通省自動車局整備課関課長補佐より「国土交通省の施策・今回の研修やJAMCAの人材育成への期待」といった受講生への激励の意味を込めた挨拶が行われました。研修会は「教材に沿った講義(座学)」「スキャンツールを使った故障診断やHV車の診断」また今年度も本田技研工業の「燃料電池車について」と日産自動車による「クルマの電動化と知能化」の講義も実施いたしました。受講生からはコモンレールシステム等新しい中身の濃い講習であった、教員同士の交流を図ることができよかったという研修を評価する意見が多く寄せられました。

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JAMCA 第55回通常総会 宮崎で開催

JAMCA第55回通常総会は6月1日、国土交通省、文部科学省、日整連、日車協連から来賓・担当官を迎え宮崎で開催されました。総会では、平成28年度事業・収支決算報告、平成29年度事業計画・収支予算案が承認され、併せて役員の改選が行われ、会長に中川裕之氏、副会長に齋木寛治氏、理事・顧問に小倉基義氏が再選されました。中川新会長は「今我々は、JAMCAという団体創設以来はじめて迎えた存続の危機ではないかと思っております。それは、学生が減っている、当然の事ではありますが、この事ではありません。過日の一級整備士の合格率の問題であります。この合格率を聞いた時に、私は鳥肌のたつ思いであり、愕然としました。自分たちの教育力の無さ、自分達が努力していると自分達で思っているけれども、その結果が全く伴っていない。これで自分達の教育に自信が持てるのだろうか。果して社会に対して責任を持った許認可事業の教育機関として我々は今後も学生募集を続けられるのか。という風に思いました。次に思ったことは、現在とにかく1に大学という状況であります。このような状況の中、自己管理・自己責任・勉強もままならず3年間を過ごし高校を卒業して、我々の自動車大学校に入ってきた若者達、今までの人生になく4年間一生懸命取り組みました。私達JAMCA全員で協力して彼らを動機付け・バックアップし4年間彼らは一生懸命頑張って卒業にこぎつけたわけであります。そしてその集大成としての国家試験、50%しか受からない。二人に一人は全ての夢が打ち砕かれる。その責任は我々教育にあるわけであります。この人生の目標を失ってしまった若者たちにどうやったら我々が報いることが出来るのか。それは、今後の一級の国家試験の合格率を限りなく100に近づけることではないかという風に思いました。従って何故このような合格率になったのかという分析をしなければならない。そこでいろいろJAMCAとしては分析をいたしました。そうすると問題の傾向が変わった、傾向が変わったため受験者がその本来できる対応能力を持っていたのだけれども平常心で試験に臨むことができなかったというような分析がありました。もし一級整備士の国家試験の傾向が毎年大きく変わらないということになれば、必ず学生が努力をしたならば、必ず学生が結果を出せるという教育システム・試験システムになるんだと思います。そのシステムが社会から信頼され、そして一級を志す若者が増えてくるんだと私は思います。我々は自動車産業界の中のネットワークの中の教育を担当しているわけです。この問題は自動車産業界全体の問題なんだという風に、是非ご関係の皆様には聞いていただきたい。あの卒業式・入学式の親の笑顔を見ると、この合格率は繰り返したくないので、関係の皆様には心からお願いをし、挨拶とさせていただきたいと思います。」と締めくくりました。

その後国土交通省の野津整備課長、文部科学省の宮本専修学校教育振興室専門官による講演が行われ、自動車整備専門学校を取り巻く環境・現状に対する認識を深めました。また懇親会では国土交通省自動車局の島次長より「整備士を目指す若者が減少している。一方自動車技術の革新は目覚ましい物があり、求められる新しい技術に対応した能力というものが喫緊の課題である。今後も自動車整備士をより魅力あるものとするためにはどうしたらよいかをJAMCAとともに検討し実現を図っていきたい」との心強いご挨拶をいただきました。

改選された役員

再任

  • 会長 中川裕之 関東工業自動車大学校 副会長 齋木寛治 中部国際自動車大学校
  • 理事・顧問 小倉基義 群馬自動車大学校 理事 山本眞 東京工科自動車大学校
  • 理事 古澤敏昭 広島自動車大学校 理事 中村文彦 北九州自動車大学校
  • 理事 平井一史 静岡工科自動車大学校 理事 松浪良樹 トヨタ東京自動車大学校
  • 理事 今西朗夫 日産横浜自動車大学校  監事 皆見量政 阪和鳳自動車工業専門学校

新任

  • 理事 鈴木朝子 神奈川総合大学校
  • 理事 澤田武美 ホンダテクニカルカレッジ関東
  • 監事 原田公徳 岡山自動車大学校

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自動車整備専門学校における職業実践専門課程の第三者評価について 第三者評価ガイドブック

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文部科学省委託事業 平成28年度自動車整備専門学校における職業実践専門課程の第三者評価について 報告書

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平成29年度「不正改造車を排除する運動」

不正改造車は犯罪です!!

チラシ表チラシ裏

→チラシを拡大する

この運動は、不正改造は違法であるということを周知するとともに、不正改造車の撲滅を目指しています。

  1. 不正改造は「してはいけないこと」「迷惑であること」
  2. 知らなかったでは許されません
  3. ルールを守り、責任ある行動を!
  4. 6月1日から6月30日はこの運動の強化月間

このような改造は、不正改造です。

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文部科学省委託事業報告会開催のご案内

来る3月3日(金)に文部科学省委託事業 成果報告会を開催いたします。詳細は開催概要(PDF)をご覧ください。


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