平成16年度統一模擬試験(3級自動車整備士)の全国集計結果は,下記のとおりでした。受験されました皆さんに報告いたします。
3級自動車シャシ | 36校(36校) |
---|---|
3級自動車ガソリンエンジン | 37校(38校) |
3級自動車ジーゼルエンジン | 29校(29校) |
※( )内は昨年度の値です。
種目 | 申請者(名) | 受験者(名) | 受験率(%) |
---|---|---|---|
3級自動車シャシ | 7.021(7.053) | 6.546(6.711) | 93.2(95.1) |
3級ガソリンエンジン | 7.111(7.177) | 6.651(6.838) | 93.5(95.2) |
3級ジーゼルエンジン | 4.747(5.370) | 4.745(4.962) | 93.5(92.4) |
※( )内は昨年度の値です。
項目 | 3級シャシ | 3級ガソリン | 3級ジーゼル |
---|---|---|---|
総合 | 18.1(30) | 20.6(30) | 19.1(30) |
エンジン | 13.5(20) | 13.6(20) | |
シャシ | 12.0(20) | ||
整備機器 | 4.9(7) | 5.5(7) | 5.1(7) |
法令 | 1.2(3) | 1.6(3) | 1.6(3) |
※( )内は満点の値です。
今年度より実施いたしました,全国統一模擬試験(1級小型自動車)の全国集計結果は下記のとおりでした。
参考にしていただきたいと思います。
20校(2年対象)
(注)1年生を対象に受験された学校も有りましたがデータからは除外してあります。ご了承願います。
種目 | 申請者(名) | 受験者(名) | 受験率(%) |
---|---|---|---|
1級小型自動車 | 226 | 225 | 99.6 |
参)1年生8名受験されました。
33.4点
注)満点得点は50点です。
参)1年生のみの全国平均は,23.1点でした。
1.エンジン | 2.シャシ | 3.故 障 | 4.環 境 | 5.法 令 |
---|---|---|---|---|
10.0 (15) |
8.4 (15) |
7.8 (10) |
4.6 (5) |
2.6 (5) |
注)( )内は分野別得点です。
平成16年度第1回全国統一模擬試験の全国集計結果は下記のとおりでした。
参考にしていただきたいと思います。
2級ガソリン自動車 | 53校 (52校) |
---|---|
2級ジーゼル自動車 | 49校 (49校) |
自動車車体 | 14校 (14校) |
※( )内は昨年度の値です。
2級ガソリン | 2級ジーゼル | 自動車車体 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
申請者(名) | 受験者(名) | 受験率(%) | 申請者(名) | 受験者(名) | 受験率(%) | 申請者(名) | 受験者(名) | 受験率(%) | |
16 | 9729 | 9445 | 97.1 | 9439 | 9154 | 97.0 | 456 | 435 | 95.4 |
15 | 9229 | 8889 | 96.3 | 8972 | 8623 | 96.1 | 393 | 360 | 91.6 |
14 | 8458 | 8010 | 94.7 | 8387 | 7898 | 94.2 | 419 | 373 | 89.0 |
13 | 8510 | 8267 | 97.1 | 8378 | 8227 | 98.2 | 351 | 294 | 83.8 |
項目 | 2級ガソリン | 2級ジーゼル |
---|---|---|
総合 | 28.0(22.8){40} | 24.5(24.6){40} |
一般工学 | 3.7(2.7){5} | 3.3(3.2){5} |
エンジン | 9.0(6.7){12} | 7.3(7.5){12} |
シャシ | 9.1(7.8){13} | 7.9(7.6){13} |
電気 | 3.0(3.1){5} | 3.0(3.1){5} |
法令 | 2.9(2.4){5} | 2.8(3.2){5} |
項目 | 自動車車体 |
---|---|
総合 | 27.1(27.2){40} |
※( )内は昨年度の値です。 { }内は分野の満点得点です。
国土交通省による一級検定用教科書(日整連編集)の改訂作業が開始されました。現行教科書は02年7月に作成されているが、原本作成は数年も遡るため全体的に最新化のニーズがあるほか、専門用語や技術呼称にばらつきのあることが課題とされてきました。
作業は日整連を事務局に関係諸団体がワーキンググループ(WG)と改訂準備連絡会を結成して推進、06年度からの導入を目指しています。
JAMCAからは今井澄夫(トヨタ東京)、加藤秀一(東京自整)、松葉伸彦(ホンダインターナショナル)の3氏が教科書改訂準備連絡会の委員として平成16年9月より参画しました。原稿の査読などを担当するなかで、JAMCAの意見も反映していくことになります。
平成16年9月3日
JAMCAの第28回経営研究会が9月3日、東京ガーデンパレス(東京・湯島)で、出席会員57名(38校)、国土交通省・文部科学省・日整連から来賓4氏を迎えて開催されました。
中川会長は挨拶で、一級整備士に求められる人間像が技能習得に止まらない技術習得にあることを語り、それが4択問題試験・口述試験実施の根底にある考えであることを強調しました。またJAMCAが広く産業界に人材を送り込むため、一級対策委員会を設置して独自の問題集づくりに取り組むなど合格率の大幅アップを目指して邁進している現状を踏まえ、一層の研鑽と協力を呼びかけました。
第1部研究会では教職員夏季研修会、一級指導員講習会などについて報告がなされたほか、「一級受験心得」が配布されるなど、委員会活動の成果・進展についてのプレゼンが行われました。
第2部講演会では、国土交通省・金田真寿雄整備課専門官、文部科学省・小松悌厚専修学校教育振興室長が、それぞれ最近の整備事業と専修学校の動向について講演しました。
第3部懇親会では、齋木副会長の主催者挨拶に次いで、国土交通省・内藤政彦整備課長から挨拶をいただき、和やかな飲食・歓談のあと古澤理事の挨拶で閉会しました。
JAMCA BOOKシリーズの第3作です。今回の登場人物はエンジンにその名を残したドイツ人技師ルドルフ・ジーゼルさんです。ジーゼルエンジンの生い立ちを紹介した上で、私たちになじみの深い2つのエンジン、ガソリンとジーゼルの比較をさまざまな視点から語っていきます。人とクルマの関わりはオイルショックを契機に大きく変わりました。後半は、次世代エコカーを目指す電気自動車や燃料電池車を登場させながら、燃費効率の良いジーゼル車がハイブリッド化などで健闘している現状をやや詳しく紹介しています。若者が夢と希望を持つためのヒントが詰め込まれたヤングアダルト向けの小冊子として、学生募集のプレミアム、在学生の副読本などに活用を図ります。
JAMCA一級対策委員会は、過去に実施された検定・登録試験の問題解説集(過去問編)と会員校より拠出された「問題」を素材とした登録試験対策問題集(JAMCA編)の編集に取り組み、それぞれ平成16年10月、11月に完成させました。これらの成果は「問題」の拠出に参加協力した会員校29校にデータ提供され、早速活用が図られています。
平成16年8月23日〜25日
一級自動車整備士指導員講習会が8月23−25日の3日間 千葉県船橋市の「セミナーハウス」で開催され、今年は16校より34名が受講しました。同講習会は一級自動車整備士課程の充実を目指し、日整連主催・JAMCA 主管のもと年次開催しており、今年で3回目を迎えています。講師陣は昨年と同様会員校の先生方6名を含む8名、受講時間も同じく終了判定試験を含めて合計20時間というハードスケジュールでしたが、講師・受講生ともに熱心な取り組みを見せていました。
平成16年7月26日〜30日
教員歴2−5年の中堅教職員を対象とした夏季研修会を7月26日(月)−30日(金)の5日間、静岡県浜松市内の「サンピア浜松」を拠点会場として開催しました。
今年第8回を迎えた同研修会の受講者は学校推薦を受けた先生方で、今年は17校から28名が参加、連日研鑽にいそしむ傍ら参加者相互の親睦・交流も活発に行われました。
講師は本年の企画担当2校(中央自動車技術専門学校とホンダインターナショナルテクニカルスクール)の選出による内部講師陣および株式会社ダイナビジョン派遣の外部講師によって構成され、教育心理、コーチング技法、問題解決手法等に視点を置いたカリキュラムが組まれました。この他、28日は交通教育センター「レインボー浜名湖」で安全運転指導者研修を実施し、実車走行を通じての体験学習が図られました。
研修終了後のレポートでは、「他校の先生と同じ悩みを共有でき、取り組みのヒント、アドバイスが得られた。」といった感想が多く述べられており、自己を見つめ直す良い機会となったようです。
平成16年6月3日
JAMCAの第42回通常総会は6月3日、函館市の函館国際ホテルで開かれました。国土交通省、文部科学省の担当官をはじめ日整連、日車協連の役員を来賓に迎え、出席校56校(うち委任状21校)、出席者総数は50名でした。
会議では、平成15年度の事業報告と収支決算、平成16年度の事業計画案と収支予算案が承認され、児島靖彦、伴 俊夫、両理事の退任に伴う欠員補充では、石田智昌氏と中山 弘氏が選任されました。
会議では、中川会長が、大学は学術研究、専門学校は職業教育と区分する考え方、産学連携の名のもとに、専ら産業が要望する人材育成を教育目標とすることに疑問を表明し、会社倒産やリストラのため転職を余儀なくされるケースもまれではない今日、このような試練を克服する実力を養う教育をするのが学校教育の役割ではないかと強調したうえで、最近の自動車整備士国家試験における四択問題への移行や、論理指向を求める一級試験等についても触れ、これらが新しい技術者を求める方向に向っていることは歓迎するが、エリートを選抜するクローズドなものになってはいけない。若者が夢と希望をもって挑戦する国家試験であり、学校はこれに応える教育をしなければならないと、挨拶されました。
JAMCAの平成16年度事業計画の重点項目である一級対策については、委員長である今井正弘理事が、当面目標として、高合格率の確保、そのための方策として受験心得と模擬試験問題を作成し、9月の経営研究会を目処に発表できるよう取り組みたいと説明がありました。
特別講演では、国土交通省の新井智之要員第一係長と文部科学省の手塚健郎専修学校教育室長補佐が、それぞれ運輸行政、文部行政について講演し、続いて、日整連の柳生宜秀常務理事、森部幸男試験部長、最後に日車協連の崎本芳雄常務理事が挨拶をされました。
懇親会は、齋木寛治副会長の主催者挨拶に始まり、小倉基義理事顧問の発声で乾杯、ピアノとフルート演奏をバックに出席者は函館特産海鮮料理を賞味し歓談も大いに弾みました。最後に古澤敏昭理事の威勢の良い中締めで終了しました。
新任役員は次の通りです。
新任 | 理事 | 石田 智昌 | 日産自動車整備専門学校 |
新任 | 理事 | 中山 弘 | ホンダ インターナショナル テクニカルスクール |
Copyright © 2000 - 2024 Japan Automobile Maintenance Colleges Association All rights reserved.