自動車整備の最高峰!1級自動車整備士について

自動車整備士の歴史

自動車整備の歴史

これまでの自動車整備士

昭和24年 自動車整備の技能水準の向上と自動車整備体制の充実を目的に自動車整備士検定制度が発足しました。
自動車が新車で登録された時から、使用を終了し廃車となるまで、自動車整備士がそれぞれの自動車の性能維持を行ってきました。
2年に1度の車検整備、12ヶ月ごとの点検整備(いずれも乗用車)、故障時の修理作業など自動車が安全に走行できるようにすることが整備士の仕事です。
それから約60年が経過、自動車の安全な走行を守る仕事には変わりありません。しかし、自動車技術の高度化や自動車ユーザーの意識変化などから、社会に求められる整備士の役割にも変化が生じてきたのです。

これからの自動車整備士

自動車技術は格段に進歩して来ました。安全性の向上、低燃費化、環境への一層の配慮、ユーザーの意識変化などから、これまでの経験と勘に頼った職人のような整備士から、最新技術に精通し、的確な故障診断と自動車ユーザーにアドバイスができる整備士が必要とされ、そこで生まれたのが一級自動車整備士です。今後、自動車のパワーユニットはますます多様化し、モーターを搭載した自動車が増えてくるでしょう。また、自動車の安全な交通を目指し、ドライバーの安全運転を支援するASV(先進安全自動車)も普及すると考えられます。
今、一級自動車整備士の活躍の場が急速に広がっています。